内田晴之
1952年、静岡県生まれ、京都府在住。
1976年京都精華短期大学(現京都精華大学)立体造形コース専攻科終了
金属を主な素材とし、内臓するマグネットの作用で微妙に揺れ動くスケールの大きな彫刻を製作、
合わせて円形をモチーフにした、動かない彫刻を制作している。
カルダーのモビールとスタビルを、独特な表現手法で現代に体現している作家である。
越後妻有アートトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭にも参加し、長期間のプロジェクトやインスタレーションにも挑戦している。
近年は発表の場をデンマーク、オーストラリアにも広げている。
1984年、第15回日本国際美術展、1997年、第17回現代日本彫刻展で大賞受賞。
1998年、第29回中原悌二郎賞優秀賞受賞など多数の受賞歴がある。